2006年 09月 17日
診療報酬を抜きにして考えます。
各都道府県や地域ごとに読影センターを作り、光ファイバーを使って各病院の全画像を集中させるほうが、効率的のように思います。 診断放射線科も超細分化されており、脳、胸部、腹部、血管などに細かく専門が分かれています。大病院ならともかく、中小規模の病院でこれらの専門医を全てそろえるのは不可能です。1人や2人の場合、専門外の苦手分野を読影されても、各科専門医にはあまり役立ちません。(例えば、脳外科医は脳が専門でないの放射線科医の診断を当てにしないでしょう。)当てにされない診断に診断料が発生するのは無駄です。(診断料が安すぎるという議論はここではなしとします。) しかも、少人数では夜間はカバーできません。 もう一方は、全分野の専門家が多数揃った24時間体制の読影センターです。 検査に詳細な指示を必要とする場合は、担当医のオーダーの段階で、患者の詳細情報をセンターに送り、オンラインで指示をもらうことも可能です。 もちろん、問題点もあるかと思います。皆さんのご意見はいかがでしょうか? -た
by blogbyoin
| 2006-09-17 13:52
| 臨床
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