2007年 01月 11日
Waiting Room Tops Patient Complaints
アメリカで行われたアンケート調査の結果が取り上げられています。 アンケート対象は、39,000人の患者と355人の医師です。 それによると、大部分の患者は自分たちの医師に満足している、とのこと。 患者が不満に思うことのトップは、「待ち時間が長いこと」でした。 続いて、 2.すぐに予約が取れない。 3.診療時間が短すぎる。 4.すぐに検査結果を知らせてくれない。 5.電話してもすぐに対応してくれない。 いい医師(病院)になるには、待ち時間を短くして、直前でも予約できるようにして、検査結果はすぐに知らせて、電話でのリクエストや質問にもすぐに対応する(そして電話がなったらすぐ取る)べきですね。 待ち時間は、実際に臨床をやっていた経験から言うと、日本と同様に長いと思います。(待っていただいていました。。) 3はちょっと意外です。皆随分時間をかけているように思いますが。(時間でチャージできるというインセンティブもありますし。。) 一方、医師が患者について嫌だと思うことは、多かった順に次のとおり。 1.きちんと薬を飲まなかったり、アドバイスに従わないこと。 2.症状が出てから来院まで様子を見すぎること。 3.症状について話したがらないこと。 4.不要な検査を要求すること。 5.不要な処方を要求すること。 いい患者になるには、言われたとおりに薬を飲んで、気になる症状があれば早めに受診して、自分の症状についてははっきりと話し、やたらに検査や薬をねだらない、ことでしょうか。(例外もあるでしょうが。。) 両方の意見とも、日本のそれに近いような気がします。 アンケートを行ったConsumer Reportsによる「医療機関にかかる時のコツ」が載っていますが、そのひとつに、"keep drug ads in perspective"とあります。意訳すると、薬の宣伝を鵜呑みしない、ということでしょうか。これは、アメリカならではですね。 た
by blogbyoin
| 2007-01-11 13:39
| 患者サービス
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