2006年 09月 24日
ジェネリック医薬品、医師の7割が信頼性に「?」
2006年09月19日11時29分 新薬の特許が切れた後に同じ成分で開発され、価格が安く抑えられた後発医薬品(ジェネリック医薬品)について、日本医師会は、医師の約7割が「使用に慎重あるいは懐疑的な意見を持っている」とする調査結果を発表した。日医は「現場での信頼性が確立されているとはいえない」として厚生労働省などに問題点を訴えていくという。 5月末から7月、ホームページを通じて後発品の品質や効果について会員の意見を募り、約580人から回答があった。 後発品の「効果」について尋ねたところ、有効回答154人のうち「問題なし」との答えが31%だったのに対し、「問題あり」は69%。「品質」(有効回答104人)についても54%が「問題あり」とした。「安定供給」(同89人)については7割が、副作用や安全などの「医薬品情報提供」(同116人)については8割が「問題あり」と答えた。 後発品は開発費がほとんどかからないため、価格は新薬の2~7割。厚労省は医療費抑制のため利用促進を打ち出し、4月に規制が緩和され、市場参入が相次ぐなど使用が広がっている。 (以上引用) まずはこの記事のタイトルについてコメントさせていただきます。 タイトルだけ見ると、いかにも日本全国の医師の7割がジェネリックを信頼していないように思わされますが、実際は日本医師会の会員(開業医の一部)で、しかもそのうちホームページのアンケートにたまたま答えた580人の意見を元にしているだけ、ということがわかります。ランダムサンプルでも何でもありません。しかも、各医師は効果や品質をどのように判断したのでしょうか?データの質としてはF級です。 それはさておき、他の記事にいただいたコメントにもあったように、ジェネリック推進が進まないのは、医師が使いたがらないからというのは本当のようです。 みなさんはジェネリックの使用に関して、どのようなご意見をお持ちでしょうか?患者・医師・薬剤師・製薬会社などなどいろいろな視点からのご意見お待ちしています。 た
by blogbyoin
| 2006-09-24 12:30
| 薬剤・医療機器
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